FC2ブログ
TopAboutShort-ShortEssay100-TitlesInternetBBSLink│ ┃EXIT
((( オリジナルのベルやかた )))  ~Original Novel Mansion~
 スポンサーサイト--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップに戻る
 コメント
このページのトップに戻る
 コメントの投稿
管理人のみ黙読
このページのトップに戻る
 SS > [自分がわからなくなる]2006/02/28(火)
「あのー、精神科ってここですか?」
「あー、そうですよ。どうぞおはいりください」
「で、どうなさったんですか?」
「それが、あのー……」
「一人で悩まないでいいんですよ、悩みというのは誰もが……」
「あ、いや、鬱とかそんなんじゃないんです」
「といいますと、幻覚とか?」
「いえ、あの、なんといいますか、つまり、自分がわからなくなるんです」
「ほう、何のために生きているのかわからなくなるといった感じですか?」
「いいえ、そういうことじゃありません」
「わかりませんな、今後どうしようかという悩みじゃないんですね?」
「違います」
「ますますわかりません。ようするにどういうことなんです?」
「端的にいえばですね、あなたが誰か、私が誰かの区別がつかなくなるんです」
「……はい?」
「あなたが私のようにも思え、私があなたの様にも思えてしまうんです」
「ああ、もしかして、私とあなたの区別がつかなくなるということですか、あー、なるほど。それは心配要りませんよ、ご安心ください」
「え? そんな……?」
「普通のことです誰もがみんなそうなんですよ」
「え……本当ですか?」
「ええ、そうです」

「改行がありましたね」
「確かに改行がありましたね」
「えっと、あなたは誰です? 患者ですか?」
「私は患者ですか? じゃあ、あなたは医者ですか?」
「私は……医者? あなたが医者?」
「読者は知ってるんじゃないですか?」
「そうですよね、読者に聞きましょう。読者の皆さん、どうなんですか?」
このページのトップに戻る
 コメント
このページのトップに戻る
 コメントの投稿
管理人のみ黙読
このページのトップに戻る
 100T > [75:ねずみとライオン]2006/02/27(月)
 イソップ童話。それは、童話でありながらも教訓や訓戒がこめられている。

 青々とした青空の下、青々と茂った葉がつくる木陰に生えている、青々とした青葉の上にライオンは寝そべっていた。というかずばり寝てた。熟睡。爆睡。百獣の王と恐れられているライオンも、ただ寝ているならばただの猫である。むしろ、野生のライオンだから野良猫と呼ぶべきである。しゅるしゅるしゅーとかわいらしい寝息をたてている。

(※教訓。馬子にも衣装……いや、鬼も十八番茶も出花……?)

(※教訓の教訓。恥の上塗り。)

 平和だ。
 ところが、そこへねずみがやってきた。それだけいいのだが、こともあろうにライオンによじ登った。人は彼を勇敢なチャレンジャーと呼ぶ。無謀とも言う。むしろ馬鹿とも言われる。そんなねずみにライオンは覚醒してしまった。
 地獄だ。

(※教訓。触らぬ神に祟りなし。)

 ライオンは激怒した。必ず、かの邪知暴虐のねず公を除かなければならぬと決意した。ライオンには政治がわからぬ(野生ですもの)。ライオンは、住所不定無職である。唸り声を上げ、羊を襲って暮してきた。けれども邪魔に対しては、人一倍に敏感であった。
 ずばりねずみが邪魔なのだ。ライオンはねずみを捕えた。
「あなたには黙秘権がある。あなたが述べたことは裁判であなたに不利な証拠となる。弁護士と相談することもできるし、取調べに弁護士を立ち会わせることもできる。自分で弁護士を雇うことができないときは、公費で弁護士を雇ってもらうこともできる。あなたはこれらの権利を放棄しますか。……というのはマイノリティーリポートの有名なセリフ」
「いや、ミランダ警告ですって」
「さぁーて、天国にいきてぇかぁ、地獄にいきてぇかぁッ!」
「それ孫悟空」
「で、生意気なねずみめ! 喰ってやる!」
 震え上がったねずみ。
「お待ちくださいお待ちください! 助けてくださったら絶対に恩返しをいたします!」
「ほほう、ますます生意気なことを言うじゃないか。まあ、ねずみの肉は正直言って臭くて食べられん。ああ、昔喰ったイベリコ豚の味が忘れられんよ……」
「助けてくださるんですねっ! ありがとうございます!」

(※訓戒。無駄な殺生はしない。)

 嬉しそうに去っていくねずみ。
 すると野太い声が聞こえました。
「お前、このねずみ食わねえんだな? 俺もらうぞ?」
 パクリ。

(※訓戒。【ライオン】猫科の肉食動物。体長約二メートル。基本的に群れで行動する。)

(※教訓。一寸先は闇。)
このページのトップに戻る
 コメント
このページのトップに戻る
 コメントの投稿
管理人のみ黙読
このページのトップに戻る
 net > [サイトの横幅理想論]2006/02/27(月)
 ホームページの理想的な横幅は何か。これに自信を持って断言できるのは『固定幅ではない(閲覧者が自由に調整できる)』ということなのですが。デザイン上、サイトの製作者にとっては非常に使いにくい。そのために固定幅と言うのがあるわけです。
 でーすーがー! ホームページというのは(大抵)閲覧者あってこそのシロモノです。閲覧者のことを第一にとは言いませんが、ちゃんとそのことを考慮すべきであると思うのです。
 一昔前の電報では、書く側の利便性を追求してカナタイプで打たれていましたが、読む側としては非常に厄介なものでした。カナほど読みにくいものはないのです。まあ、外国語は別にしてね。
 それが横幅とどういう関係なのかと申しますと、つまりこうなのです。みなさん、横スクロールはお好きですかー!
 大抵の人はwebサイトなどでの横スクロールを嫌います。なぜならば、文字を追うにつれて、横スクロールを動かし、行を追うにつれて、縦スクロールを動かしと、非常に面倒だからです。また、実際に矢印キーで動かすとわかりますが、縦スクロールより横スクロールのほうが断然に遅い。この動きにもまた、苛立ちを覚えるわけであります。また、マウスのスクロールボタンは縦にしか対応していないのも理由のひとつです(最近出た一部のマウスを除き)。
 では、理想的な横幅というのはなんなの? という話になります。そこで、このサイトのアクセス解析を見てみます。これによると、訪問者の80%以上は解像度が『1024*768』になっています。僕のパソコンもまたこれです。しかし、ノートパソコンなどに多い『800*600』の解像度も少なからず存在しているのです。
 これを考えると、じゃあ横幅は800pxだ、と思われがちですが、例えブラウザを最大化しても、絶対に消えないもの、縦スクロールバー(画面右にある奴)があるのです。これを考慮して、780px・770pxをそれなりに万能受けする横幅として使えるのです。
ところで、実は横幅を800pxいかに抑えるのはノート型対策だけではありません。むしろ、問題は『1024*768』ユーザーなのです。
 一見何の問題もなさそうに見えるのですが、この標準的な解像度になると、ブラウザのお気に入り(ブックマーク)や履歴を常に左側に表示しているユーザーが案外多いのです。そういったユーザーにとって、ホームページが表示される部分は、1024-約200(お気に入り)の、大体800pxほどなのです。

 大きなサイトで見たことありませんか? 右側が中途半端に空白のサイトを。あれは800pxで抑えようとしているからなのです。
 (最近では本当に大きいサイトは固定幅ですらありません)
 まあ、800pxに抑えると、大きな画面で閲覧するとデザイン性が悪いので、センタリングしているサイトも多いのですが。
このページのトップに戻る
 コメント
このページのトップに戻る
 コメントの投稿
管理人のみ黙読
このページのトップに戻る
 Essay > [甘ーい!マックシェイク]2006/02/26(日)
 最初に断っておきますが、マクドナルドは嫌いじゃありません。常にフトコロが寂しい学生としては日頃よくお世話になっております。その上で言いたいのです。

 マックシェイク、甘すぎやしませんかー!

 確かに、カカオ分70%以上のチョコに、抹茶、友人には大不評の緑茶タブレット(友人談:「苦っ!」)などなど、この年にしては珍しい苦いの大好きな奇人ではありますが、マックシェイクのあの甘さはありえません。尺で測れるようなものじゃありません(元々糖度は尺じゃ測れません)。

 昔、長野で飲んだマスカットジェンヌ、あれは1割飲んだか否かというところでダウン、あの甘さに車酔い相当の吐き気をもよおしたあの夏。この破壊的糖度に戦意喪失、あれからマックシェイクに近寄ることはありませんでした。

 そんな中でオリンピック記念ということで大人の味、マックシェイク・エスプレッソーネが出来たそうです。友人は苦いのは嫌いと言ったので、これは飲んでみたいとかねがね思っていたのです。

 そして試験が終わり。飲む機会がきました。

「エスプレッソーネのS。」

 正直言います。ワクワクしてました。





 正直言います。泣きそうでした。
 期待をことごとく裏切られた気分です。これが大人の味だとしたら純粋な抹茶、グリーンティーは爺やと婆やの味かっ! ヽ(`Д´#)ノ
 マックシェイクって冷たいですよね、冷たいってことは甘味も感じにくいはずですよね、それなのにこの甘さって何? サッカリン? サッカリンですか? 某小説じゃありませんが破壊的衝動にかられます。これはあれです、遭難していてずっとエネルギーを摂取できなかった人のための特別な医薬品です。そうでなければ必殺仕事人の秘薬ですよこれは(高血糖患者専用)。あるいはあれです低血糖のための究極薬品。良薬は口に甘し、ってか? 「甘ーい! 甘すぎるよ!」とスピードワゴン。脳の中で何かと共鳴する刺激的甘さ。恐ろしいっ!

 エスプレッソってのは高圧でギュッと抽出した濃ーいコーヒーじゃないですか。じゃないんですか? なんというか、オレの100円返せー! (/゚□゚)/ 缶コーヒー飲んだほうがよっぽど楽しめたわーッ! ヽ(`Д´#)ノ

 期待してたのになぁ…… (o´_`)
このページのトップに戻る
 コメント
このページのトップに戻る
 コメントの投稿
管理人のみ黙読
このページのトップに戻る
 SS > [不当な扱い]2006/02/26(日)
 静かだ。これだけの人数が居るのに話し声ひとつ聞こえない。口を開くことさえはばかられるような、どんよりとした、ひどく重苦しい空気が部屋を支配している。周りの同志たちは鬱々と視線を落としているだけで、誰一人顔を合わせようともしない。
 俺たちがこの小さな部屋に押し込められたのはいつのことか。俺がこの部屋に入れられたときには、既に何十人もの同志が座っていた。みんな同じような服を着て、みんな不安そうな顔をして。
 あれからもう長いこと閉じ込められているように感じる。この部屋は相も変わらず重苦しい雰囲気。しかしこうなるのも仕方がないのだ。俺たちは話さないんじゃない、話せないのだ。
 俺はそっと前を窺った。奴らがいる。こうなったのは奴らのせいなのだ。奴らの勝手な理由で、この狭い部屋に何十人もの人を押し込めている。俺たちの持ち物さえも制限し、必要最低限以上のものは絶対に与えない。会話も当然のように禁止した。奴らは隅で俺たちをずっと監視している。一言でも話をしまいか、囁きあわないか、じっと睨みつけてくるのだ。俺は再び目を伏せた。
 わからない。頭をガシガシと掻いた。どうしろというのだ。全くわからない、くそ。腹が立つ。何なんだ奴らは。相談しようにもできない。奴らのせいだ。そうだ、全て奴らのせいだ! 許されることじゃないぞこれは! もう我慢できない!
「おい、ひどいぞ! 何でこんなことをするんだ! 俺たちは人間なんだぞ! 不当な扱いをするな!」
 気が付くと俺は立ち上がって叫んでいた。奴らが俺を見た。まずい、ここで孤立したらまずい。頼りは同志のみ。俺は周りを見回した。だが、同志たちは怯えているかのように俺と顔を合わせず、下を見ているだけだ。まるで、俺につきあったらとばっちりを食らうかのように。
 孤立した。俺は負けたのだ。一気に力が抜けて座り込んでしまった。
 最後に奴を見る。奴はすっと立ち上がって言った。

「君、鉛筆を置いて直ちに試験会場から退出しなさい」
このページのトップに戻る
 コメント
このページのトップに戻る
 コメントの投稿
管理人のみ黙読
このページのトップに戻る
 SS > [さらば愛しき受信料]2006/02/25(土)
 一枚の紙面を前に、ペンを手に取る。……そんな絵になるものは現在では珍しい。ただ、一人の男が椅子に座っており、パソコンと向かい合っているというだけだ。

 かたかたかたかたとキーを叩く、壮年の男。かたかたかた。いつまで続くかわからない作業の中で、男はすうっと目を細めた。哀愁さえ感じられる、年季の入った表情である。落ちぶれた、とか、うらぶれた、ともいうのだが。

 パソコンのディスプレイ。男が手を止めたところ、つまりカーソルが示していたもの、それは数字だった。そして、その数字が意味することは、徴収済み受信料の金額であった。既にお察しかも知れないが、ここは日本国の国営放送局、NHKなのである。

 男はまだ固まっていた。というより、完全にまぶたを閉じてしまっていた。別に寝ているわけではない。作業効率で言ったなら寝ているのと同じことなのだが。まあ、実際は、昔の記憶を回想しているのである。

 なぜ彼は昔の世界へフラッシュバックしてしまったのか。というのも、以前まで受信料の徴収員だったからである。彼の脳は「受信料」というキーワードを吸収するなり、反射的に記憶のそこに潜り込んでしまったのである。そんなわけで、彼は目をつむって回想せざるをえないのである。かつて徴収員だった時分を。

 男の右手、その人差し指と中指が、ぴくりと動いた。これも脳のイタズラである。おばさんに受信料支払いを求めたときだった。おばさんは、用件を言われるなり、まだ彼の手があるのを知ってか知らずか、ドアをばあんとお閉めになられたのだ。彼の人差し指と中指のお骨は粉砕。血を流して社に戻った彼に、上司は、よい医者にケガの手当てを頼み、総務課に傷病手当ての申請をしてくれた。

 回想は更に進む。男はびくっと口を抑えた。これもまた脳のイタズラである。あれは、おじいさんのお宅に伺った時である。前回の出来事に懲り、老人宅への徴収をひどく希望するようになっていた。このおじいさん宅もそのひとつである。インターホンを鳴らし、扉が開くのを待った……のだが、扉は開かずに「だれかえ?」なんて声が聞こえた。彼は不審がることもなく身分と用件を言った。しかし返ってきたのは「あー?」なんていかにも聞こえてませんちっくな声だった。男はドアに近づいて大声で言った。「NHKのものでして、受信料……」「えー?」「NH……」「あー?」。男と老人は繰り返すこと3回。ああえぬえいちけーさんかい、はいよはいよ、などと動く気配がして彼はほっとしたのだが、如何せん先ほど声を伝えるため、いささかドアに近づきすぎていた。おじいさんはなかなかにパワフルな男であり、ドアの開き方もなかなか達者、猛スピードで開いたドアは、彼の顎にクリーンヒットをかました。地面に落ちた二、三本の白いカケラを前に、彼は口から血を流して号泣した。

 回想は長い。パソコンの前で男は肩を大きく仰け反らした。これもまた脳のイタズラ、いや体全体が反応してしまったといっても過言ではないかもしれない。ケガを何度も経験しながらも必ず職場に復帰すると言う彼を同僚は親しみと呆れと小さじいっぱい程度の尊敬を込めて、ミスターパワフルと呼ぶようになったころである。彼は男になった。どんな相手でも果敢に受信料を請求しに行くようになったのである。そんなわけで当時の彼はあるボロ家を前にしていた。ヤクザと噂の元気のいいお兄さんの家である。「あの、NHKのものですが受信料を……」「誰だ、てめェはよぉー!」「今期の受信料を徴……」「誰にケンカ売ろうとしてんだ? ああん?」「いや、私どもが売っているのはケンカじゃなくて放送でし……」「金はねえよ! うせろ!」「NHKも赤字……」「なんだよ赤血が見てぇのかごらぁ!」「受信……ぐはっ」彼は肩から血を流して失神している所を翌日発見された。

 男はうっすらと目を開けた。彼の武勇伝を回想し終えたのである。武勇伝、武勇伝、ぶゆうでんでんででんでん、などと呟いた彼は、頬の水を払い、マウスに手をかけた。かち。頭に残っているビジョン、ミスターパワフルが移動した日。あの時はスタンディングオーベーションだった。NHKの英雄の座を若い連中に譲ったのである。キーボードに手をかける。指はDeleteキーにのせた。彼も最前線にいたのだ。もちろん若い彼らの苦労がよくわかる。だから総務課の彼は徴収済み受信料の項目を消し、様々な出費に書き換える作業で呟くのだ。キーを押す。かたん。

「さらば愛しき受信料……」
このページのトップに戻る
 コメント
このページのトップに戻る
 コメントの投稿
管理人のみ黙読
このページのトップに戻る
 net > [ブログ嫌い]2006/02/04(土)
 [当サイトについて]でも書いたけれど、僕はブログがいけ好かない。と、いうよりズバリ嫌いだ。……嗚呼、今の一言で敵が増えてしまっただろうなあ(遠い目)
 といっても、ブログはダメだとは言わない。むしろお気に入りにブログ専用のフォルダまで作ったほどだ。その中には大切な友人や、常連さん、それに有名なブログ、例えば実録鬼嫁日記や生協の白石さんなどもある。それどころか、ご存知のようにこのサイトでさえブログであり、実はほかにもブログを持っている。さらに言うと、今までにブログを5個は作ったことがある。

 本来、ブログとは毎日更新するようなWeblogを表したようで、今とはちょっと違うみたいだ。ここでいうブログは現在のブログサービス、seesaaやfc2、livedoorブログなどで利用できるブログのことを言う。
 さて話を戻して。現在のブログというのは。忙しい人が短い時間の中で、なおかつハイペースで更新する場合に向いている。HTMLをいちいち打たずに済む。便利だ。
 それである。ブログの利点はそれにあるのだ。ブログは手間を省くためのものだ。ぼくはそう思う。きっと、手抜きをするためとは違うはずだ。

 ブログに批判的な文章を書くと反論が来る。ブログは一般の人にも情報配信の術を与えてくれた、と。
 確かに。それは確かに。気軽に情報の送信ができる。だが気軽過ぎないだろうか。

 僕がホームページを始めて作ったのは部活のホームページだった。あれは、中学生の若かりし頃だった……(by.当サイト常連客の年齢層で見ると最下位の少年管理人)。
 実をいうと、そのホームページを立ち上げる7ヶ月ほど前からHTMLの勉強をしていたのである。まったくのゼロから。あの時はリンクの仕方がわからず1週間弱悩んだのである。それでわかった。「ああ、別のファイルも作らないとダメなのね」……呼び出すファイルもないのに必死に<a href="">タグを使っていたのだった。
 こんな風にして試行錯誤して作ったホームページ。とても愛着があった。センタリングと文字とリンクだけのページだけなのに。シンプルなおかげで携帯でも見られるという副産物もあった。けれど、けれど、やはりどう控えめにみても稚拙なサイトである。でも、この記念すべき初HTMLファイルはずっと手元に保存してあった。……前、気付かずに捨ててしまったが。
 これがサイト運営の醍醐味ではないか。試行錯誤、苦楽をともにしたホームページ。例えホームページ作成ソフトを使っても、だ。
 ネットサーフィンしてみるといろいろなページがある。稚拙なサイト、シンプルなサイト、懲りすぎたサイト、使いやすいサイト。どれもこれも、管理人がその時点での限界まで改良したサイトだ。デジタルな情報である、無機質なHTML、さらには0と1のただの繰り返し。そんな無機質の塊が、ホームページの場合、非常に人間くさいものと感じる。言うならば、サイト自体が作品と言えよう。

 それがブログとなるとどうだろう。上にタイトル、左右にメニュー。センターにコンテンツをぽん。そりゃ確かにテンプレートによって色は、イメージは変わるかもしれない。でもどれも機能は似たり寄ったり、基本の骨組みも同じなのだ。

 あるSF作家が言った。『機械がどんなに人間に迫ろうとも恐ろしくはない。恐れるべきは人間が機械に近づくことだ』
 僕にとって、内容の薄いブログは、匂いも臭いのない、無機質で無表情なモノにしか見えないのだ。

 ズバリ、僕は、ブログが手軽にできるからといって、内容(サイトの作りは置いといて。)に妥協や手抜きがあってはならないということを、声を小にして叫びたいのである。
このページのトップに戻る
 コメント
このページのトップに戻る
 コメントの投稿
管理人のみ黙読
このページのトップに戻る

推薦リンク(新窓)文芸Webサーチ真・ショートショートコンテスト超短編小説会駄文同盟.com

Powered By FC2ブログ. Copyright (C)オリジナルのベルやかた ~Original Novel Mansion~ All Rights Reserved.

FC2Ad

  管理ページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。